2014年8月26日火曜日

ぬいぐるみの大切さ



私はヒツジ年です。性格もモタモタしていてどちらかというとヒツジ系。ただし集団行動は苦手です。幼稚園のころからなぜかいじめられていたので、昔からだめなのです。「はぐれヒツジ」というところでしょうか。


はぐれヒツジといつも一緒にいてくれたのは「ロンちゃん」という名の犬のぬいぐるみでした。いつも背中に負ぶっていました。洋服も作ってあげました。ロンちゃんが主人公の絵本もたくさん作りました。


あるとき母が、ぼろぼろのロンちゃんを抱いている私に、新しいぬいぐるみを買ってあげると言いました。私は、「ロンちゃんへの愛情がほかへ行ってしまったら大変だから、いらない」と断りました。ロンちゃんは親戚の人からもらったぬいぐるみです。自分で選んだものではありません。たまたま縁があって手にしたぬいぐるみ、しかしその存在は私にとってとてつもないほど大きいものでした。ロンちゃんは、私を理解してくれる唯一の友だちだったのです。大人になってしまうと理解できないかもしれませんが。


もちろん今でもロンちゃんは健在です。片目はないし、あちこち繕った跡だらけですが。私はきっとひとつのものを愛する大切さをロンちゃんから学ぶことが出来たのだと思います。今も服や食器などを繕いながら長く使い続けていますから。


このように、ひとりの人生におおきな影響を与えるぬいぐるみ。子どもにとって最初の「お友だち」といってもいいでしょう。私の幼少期と違って、今はたくさんの選択肢がある時代です。いったい子どもにどんな「お友だち」を紹介したらいいでしょうか。


そこで今回はヒツジ年の私が、当研究所のロングセラーであり、看板娘でもある「仔羊のぬいぐるみ」を紹介してみたいと思います。


オーガニック仔羊で~す
 
すべすべして気持ちいいキュプラの仔羊で~す



かわいいでしょう、この表情。身長23センチ、小さな子どもが抱くにはちょうどよい大きさと硬さです。素材は肌触りのよいオーガニックコットンと、やわらかくて弾力性のある起毛キュプラの二種類です。どちらも洗えるんですよ。オルゴール入りのものもあります。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/jiyu/t-2041.html



実はこの仔羊、皇室御用達でもあるんです(あんまり大きな声では言えませんが)。

『サライ』編集部編「愛子さまのおもちもの』より



一時、皇室の方が仔羊をお持ちになっている映像がテレビで流れたとき、注文が殺到してお客様に一年も待っていただいたことがあるそうです。

それくらい数が作れないのです。なにしろ研究所のスタッフが一つ一つ手作りしているのですから。しかもこの仔羊を作れる専門スタッフは現在二人しかいないそうです。実際どのように作っているのか、興味津々の私は、研究所のアトリエを訪ねてみました。

次回はそのレポートを書きたいと思います。






2 件のコメント:

  1. 今では想像もつかないですが、立派なおじさんになった弟も「くまちゃんのぬいぐるみ」を大事にしてましたっけ。人間のお友達以上に癒しの存在なのですね。

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  2. うちの子も小学校6年生ですが、大事にしているぬいぐるみが沢山あります。みんな名前が付いていて、それぞれに人格?!(動物格)が与えられ、時折就寝のときにお布団に入れて一緒に寝ていますよ。頂き物のお菓子についていた素敵なリボンなどを首に巻いてあげたり、折り紙で作った冠などを載せていることも…。子どもって、保護者や身近な人たちから沢山愛されて育って欲しい、そして子ども自身も愛する存在を大事にする経験を持って欲しい、そんなことを感じました。

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